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【働きヒト vol.5】 国内最大の人材紹介ビジネス向けコミュニティ主宰 平田 剛士(ひらたつよし)さん <前編>

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自分に合った会社、自分に向いている仕事…そんな悩みを抱えている方は多いと思います。転職で自ら環境を変化させるのもひとつの手ですが、世の中には旧来の価値観である組織人の枠を超え、『個』としての活動を通じて、世の中に影響をもたらすエッジの効いた方がいらっしゃいます。そんなビジネスパーソンの考え方や活動内容をインタビューするシリーズ『働きヒト』。

第5回目は、1800名以上のメンバーが参加する人材紹介ビジネス向けとしては国内最大のFacebookグループ『人材紹介コミュニティ』、人材紹介会社向け勉強会『これからの人材紹介』、ビジネスパーソン向けコンテンツ『転職エージェントガイド』を運営する平田剛士(ひらたつよし)さんにお話を伺ってきました。人材紹介や人材派遣等、人材ビジネスに精通する平田さんからどんな話がきけたのか。お楽しみください。

※以下、口語で進行します。ちなみに取材時期は真夏でした。

<取材当日>
今回は平田さんの希望により、都内某所、というか阿佐ヶ谷の街を歩きながらの休日取材。なんだかテレ東の旅番組のようです。

転職RPG取材班(以降、転):あ、平田さん、どーもこんにちは。今日はよろしくお願いします。

平田さん:どうもこんにちは。いやはや、まったく暑いですね。暑いの流行ってるんですかね。いずれにせよ大概にしてほしいですね。そんじゃ、ひとまず冷たいもんでも食べましょうか。

……ということで、取材班一同、青梅街道沿いにある蕎麦屋へ。いきなり蕎麦屋とは一風変わった展開になりそうです。

国内でもっとも多くの人材紹介会社の経営者やコンサルタントと交流を持つ平田さん

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…取材スタート後ほどなくして蕎麦到着。平田さんは天もり。取材班は鴨せいろなどを食べながらというなんだか、風変りな取材になってきました。普段平田さんは社内外で忙しそうな感じに見えますが、休みの日は打って変わって脱力系とのことです。

転:では最初に平田さんは何をしている人か教えていただいてもいいですか?

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平田さん:ずるずる(蕎麦をすする音)・・・、そうですねー。ずー(蕎音)、ああうまい。暑い日は冷やし天ざるが最高だなー。って、いま私は人材ビジネス向けにクラウドCRMを提供する会社でマーケティングDivを立ち上げています。クライアントは人材紹介会社や派遣会社、再就職支援会社などで、人材紹介マーケットにおいては、おかげさまで国内ではトップシェアを獲得できています。

転:すごいですよね。転職RPGでも事業スタートから、いや事業スタートする前から、平田さんと事業や経営面について相談をしながら、その流れでクラウドCRMを活用してるのですが、「会社=平田さん」というイメージがとっても強いなーと。個人活動ももちろん際立っているけど、お話していると会社をとことん愛していて、平田さんには提供サービスや所属会社と連動したゆるぎないヴィジョンとストーリー性がありますよね。外資IT企業にいる、所謂エバンジェリスト的な立ち位置のようにも見えます(笑)それと、平田さんの強烈な発信活動(笑)や個人活動でもある数多くのコミュニティやグループ運営も認知度が高いですね。まず、こちらについて説明していただいてもいいですか?

平田さん:あ、はい。ありがとうございます。ずるるー(蕎音)。ああうまい。暑い日は冷やし天ざるが最高だなー。って、そうですねー。当初は、なにかと叩かれることの多い業界をよくしていきたいという想いがあったんです。と、いうのはうそで、はじまりは、ただマーケットに携わる様々なプレイヤーが出会い交流できる場があったらおもしろいんじゃないか、と思ったんです。あれは、そう。2011年末くらいだったと思います。で、だんだんイベントなどを開催しながらグループの規模が大きくなるにつれて、組織を超えて前向きに真剣に考え行動している方が交流することが人材紹介業界を自浄していくのではと思いはじめました。
そうそう。最初は人材業界情報を提供するためにFacebookページを作って告知し始めたんです。最初の100いいね!までがかなりきつかったです(笑)。猿智慧で始めたもので始めたもんで、ページ内で交流が生まれると思っていたんですけど、Facebookページ(当時の名称:ファンページ)はそういうもんじゃないんですよね(笑)で、あとから知ったのが同じくFacebookのグループで、じゃあ、より交流できる場も作っちゃおうということでできたのが『人材紹介コミュニティ』グループです。

転:いまや1800名以上が参加するグループですよね。人材紹介会社がメインで参加していることを考えると、かなりの規模ですね。

平田さん:そうですね。ニッチな業界にもかかわらず数多くの方に参加いただき本当にありがたいです。ずるー(蕎音)かー、うまかったー・・・。で、Facebookページもなんだかんだで3年かかってやっと1000いいね!を突破しました。広告は一切つかっていないんですよ。

転:『人材紹介コミュニティ』というリアルな場を作ることでどんなものが生まれたのですか?

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平田さん:そうですねー。一番は『機会の創出』だと思います。最初は転職RPGさんのような人材紹介ビジネス関係者の交流の場を作りたかったというのはさっきお伝えした通りですが、組織内で蟠って課題を抱えながらモヤモヤし続けていた方々が、組織を超えた業界の先輩方や同世代と交流できて、人材紹介業への携わり方が前向きに変わったなど嬉しい声もよく聞きました。特に人材紹介会社はビジネス形態上小規模事業者が多く、中堅までの人材ビジネス会社には教育もないことが多いので、若手からみると不安なんですよ。そうそう他にもエージェント特有のアライアンス(お互いの不得意分野や登録人材の就業機会の損失を無くす業務提携)が生まれたり、コミュニティ参加の方が気づいたら、イベントをきっかけにであった他の経営者の会社に転職していたりと…この『場』からいろいろな機会が生まれました。たとえば、現在或る人材紹介会社が扱っているとあるブランドは、『人材紹介コミュニティ』の交流会に参加された人材紹介会社の経営者とマネージャー同士からうまれました。

転:そうですね。私も参加していますが、沢山の方と出会えて、会社の垣根を越えてお付き合いできる仲間が増えました。こないだ平田さんのFacebookをみたら共通の友人が115名もいて、よくみたらその9割ぐらいが『人材紹介コミュニティ』のイベント経由のつながりでした(笑)まさに繋がってますね。

平田さん:ありがとうございます(笑)。そう言っていただけると嬉しいです。企業と個人の縁を紡ぐ転職エージェントの縁を紡ぐ男です(笑)

転:では、ちょっといやらしい話をしていいですか?このような場は営業活動の一貫として行なっていたのですか?

平田さん:ストレートですねー。転職RPGさんの、そういうところ好きですよ。そうですねー。先ほどお伝えした通り、機会が生まれれば良いなーくらいの考えではじめたんです。だからよく考えず、Facebookページからスタートしたわけで。でも、結果として本業の相談につながることも多かったですよ。わたしが営業をやっていた時には、いろんな経営者からダイレクトメッセージが届いていましたし、今でも、営業ではないのですが、ありがたいことに直接ご相談いただくことも多いです。相談いただくことは社内のシステム化から、求職者獲得関連、業務提携案件、会社売買案件、コンサルタント採用関連(例:リファレンス=コンサルタントの実績や適性や人となりについて)、ソーシャルツール関連、と色々対応しています。

…ここで、場所を変えることに。どこに連れて行かれるのか全くよくわかりませんでしたが、街を歩きながら話は続きます。ときおり平田さんの独り言が出ていますが、なにをいっているかまったくよくわかりませんが、楽しそうなのは伝わってきます。

幼少期

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…外に出るとむせかえすほどの暑さに汗が止まりません。ところが、いっこうに汗をかかない平田さん、サイボーグでしょうか。聞いてみると、どうやら体温が低いそうです。でもそれと汗をかかないことと何の関係があるのでしょうか。よくわかりません。すると、おもむろにセブンイレブンに入り、取材班に「これどうぞ」と、ガリガリ君を手渡す平田さん。平田さんとリアルな場で交流をもった方はみんな知っていることかと思いますが、「意外といい人」です(笑)優しい方です。気温30℃を超える中、溶けていくアイスを食べながら取材は続きます。それにしても、暑い日のガリガリ君はサイコーですね!

転:そういえば、平田さんは小さい頃、どんな子だったんですか?

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平田さん:そうですね。お祖父ちゃん子でした。親と祖父母が正しいことをするとものすごく褒めるタイプで、褒められるのがうれしくて10円玉を拾っても警察に届けてましたね。
(通りがかりにあった警察署を横目で見ながら)
あ、そういえば数年前高円寺の阿波踊りで女子中学生を盗撮していた○京大学の4年生を、コラー!っと、ヘッドロックして捕縛して、当初喧嘩と思われたんですが結果的に、この警察署で参考人として聴取されました(笑)

転:マジですか。大人になるとなかなかそういうのできないですよね。見た目と違ってアグレッシブですよね。

平田さん:そうですね。わたしは昔からそうなんですよ。何かあると義侠心が鎌首をもたげる性分です。TVシリーズで一番好きなのが水戸黄門なんですよ。勧善懲悪っていうか。黄門様って毎日といってもいいくらいトラブルに見舞われるでしょ?でも、絶対解決する。あらゆる手段で。仕事でもプライベートでも、いつでもそうありたいと思っていますよ。悪いことしている人や、良いことだけ言って裏腹な行動している人が嫌なんでしょうね。その点、わたしの政治力の低さには定評がありますからね(笑)いやー幼いですね。ほんと。お尻が青すぎるなー。

転:よく知っております(笑)

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会社の後輩には厳しい言葉を投げかけることもあったり、言葉の端々で、馴れ合わず、ぶれない思想が目立つ方なので、人によっては「こわい」「厳しそう」「小難しそう」「めんどくさそう」「・・・」と、言われることも多いそうですが、その素顔はフリーダムな方で、とってもやさしいゆる~い感じの方でした。
後編では、そんな平田さんが考える人材紹介業界の未来と転職を考える若者へのメッセージをこれまた意外な場所でお聞きしました。

後半へ続く…


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